ホットチョコレートは、 コミュニティづくりの入口。

導入事例
KURA_THINK
 
 

飲むチョコレート体験。

JR藤沢駅からバスに揺られて15分。
神奈川県藤沢市が官民一体で進める「Fujisawaサスティナブル・スマートタウン(Fujisawa SST)」の一角に、パナソニックが運営するライフスタイル提案店「Panasonic KURA_THINK(パナソニック クラシンク)」があります。
平日の昼下がり、調理家電をフル活用した料理ワークショップの参加者で賑わう店内で、根田さんにお話をお伺いしました。
 

 
根田さん
KURA_THINKは、「くらしを考える場」というコンセプトで生まれた、Fujisawa SSTの「まちのでんきやさん」です。お住まいの街にある電機店はパナソニックにとってとても大事な存在ですが、お客様や店主の高齢化、後継者不足でこれからのあり方を考えていく時期に差しかかっています。そこで、若い方々のニーズも探り、物販以外のサービスも開発していくための新業態のお店を作りました。
 
根田さんがそうお話を始めると、近隣のお客様がご来店されてLED電球の交換について型番などのご相談が始まりました。
 
根田さん
まさにこういうお問い合わせがこのお店の大事なところです。「くらしのワクワク、おいてます」というコンセプトで、暮らしに関するさまざまな相談を受けられる「地域のHUB」を目指していますが、「街のでんきやさん」ってもともとそういう役目があったと思うんですね。家電に関すること以外でも、水道を直したいとか、リフォームしたいというご相談を受けて、地域の専門家につなぐ役割を担っていました。
 
————ご年配のお客様には馴染み深いかもしれませんね。若い世代はいかがですか。
 
根田さん
はい。若い方々にご利用いただくために「美容」「健康」「食」という3つのテーマを柱に据えています。たとえば、フラッと気軽に寄っていただいて、毎日の生活導線上に入れていただくために、The Roast(スマート焙煎機)を使ったコーヒーの焙煎・抽出体験サービスを始めました。ただ、女性やお子様が多くいらっしゃる時にブラックコーヒーだけでは弱いと感じていまして、そこで出会ったのがインフィニミックスでした。
 
————ホットチョコレートは老若男女を問わず、楽しめそうですね!
 

 
根田さん
うちでは、ホットチョコレートとしてお出ししているのではなく「飲むチョコレート体験」としてサービス提供をしています。 まずは固形のチョコレートをかじっていただき、それをホットチョコレートにしたときの違いを味わっていただきます。風味や香りや食感は、ホットチョコレートの方がより感じられることを体験されると驚かれるお客様が多いですね。
 

 
 

幻のホットチョココーヒー!?


 
————味の作り込みなど商品開発はいかがでしたか。
 
根田さん
私たちは料理に関しては素人ですが、マシンを使うと試作はやりやすかったです。ミツバチプロダクツさんにもご協力をいただきながら、まずはビターなチョコレートを水で溶くものから始めて、ビターなチョコにミルクを合わせたり、ミルクチョコを溶かしたり、いろいろと楽しみながら試作しました。 一度、固形チョコレートにコーヒーを入れてみたこともあります。これはとても美味しかったのですが、残念ながらコストが見合わず、最終的には断念しました(笑)
 
————1杯300円というリーズナブルな価格で飲めるホットチョコレートは、とてもやさしい口当たりの昔懐かしい味わいでした。
 
根田さん
ホットチョコレートを飲んだお客様がお友達を連れて来ていただいたり、Sサイズを飲んで今度はMサイズを飲んでいただいたりとか、嬉しいお声をいただいています。これから「毎日飲みに来てもらえる」ようにして、コミュニティづくりをしていくことが課題ですね。
 
————これから考えられているメニューなどはありますか?
 
根田さん
今後は、季節に応じたチョコレートドリンクの作り方のご提案や、利き酒ならぬ利きチョコのドリンクのご提案、健康志向の高カカオを定額で飲んでいただくサービスなど、またいろいろなワークショップの企画も考えていきたいですね。
 

 
————敢えてお伺いしますが、「マシンのここが使いづらい」という点はありますか?
 
根田さん
もうだいぶ慣れてきたのですが、マシンの使い方で難しかったのは、チョコの溶け残りですね。スチームが出ている時間では作りきれないことがありました。ガラスのビーカーで受けることで溶け残りを見えるように工夫したりしながら、
 
————そんなときは、ビーカーにお湯を入れてお湯とチョコレートをスチームにかけていただくといいですね。短時間で風味を封じ込められますし、口当たりもまろやかになります。
 
根田さん
なるほど! 試してみます(笑)
 

これからの「あたりまえ」を一緒につくっていく。

————ミツバチプロダクツでは、チョコレートドリンクという「新しい文化」を日本に広めていきたいという思いで起業しました。
 
根田さん
先日、フィリピンのお客様がおっしゃっていたのですが、フィリピンではカカオを飲むことは普通なのだそうです。日本ではまだ飲める場所が少ないですが、当店でお客様の反応を見ていると、これから広まるだろうと思います。女性のお客様は特に「ここでチョコレートドリンクを飲めるんですね!」と言っていただけますし、お子様も「飲みたーい」と喜んでくれます。
 
————とても心強いお話です
 
根田さん
近くに学習塾があるのですが、塾が終わったら「ここで待ち合わせ」という親子のお客様がいまして、「チョコレートドリンク飲ませておいて」とも言われています(笑)。
 
————それも嬉しいお話ですね!
 

 
根田さん
「文化をつくる」というのは、「KURA_THINK」の思いでもあります。私たちも「新しいでんきやさん」を目指しています。 オープンして1年が経ちましたが、一番よく聞かれる質問は「ここって何屋さん?」ということなんです。「街のでんきやさんです」とお答えしているのですが、将来的には「KURA_THINKです」とお答えしたら「ああ、くらしの相談ができるところ!」というくらい、街のあたりまえになれたらいいなと願っています。同じように「チョコレートを飲む」という文化もあたりまえになったらいいなと思いますので、一緒に広めていきたいですね!
 

 
KURA_THINKでは、毎週のように「美容」「健康」「食」にまつわるイベントを開催し、多くのお客様が来店しています。 一番人気のサービスは「美容家電の定額利用」で、総額20万円を超えるようなパナソニック ビューティの商品を店頭で毎日1時間使い放題(基礎化粧品も使える!)というもので、会員が順調に増えているそうです。
 
「街のでんきやさん」をアップデートすると、こんなにたくさんの可能性があることをKURA_THINKは気負わず街に馴染みながらやさしく示しています。
 


 
 

INFORMATION
 
「KURA_THINK」

神奈川県藤沢市辻堂元町6-21-1湘南T-SITE 3号館 1F
営業時間:10:00-19:00(水曜定休)
電話:0466-53-8737
https://kura-think.com