老舗のパイオニア精神に火をつけるマシン

導入事例
丸福珈琲店

珈琲文化のパイオニア。

今を遡ること85年。大阪で創業した丸福珈琲店は、まだ庶民に「コーヒー」という飲み物が知られていなかった黎明期から、日本に地道に「珈琲文化」を広めてきたパイオニアです。 今も老舗店として全国で愛され続ける丸福珈琲店は、創業者の開拓者スピリットを受け継ぎながら、新たにホットチョコレートのメニュー開発に取り組んでいます。
 
中嶋さん
私が店長を務める東京・銀座三越6階の「THE PARLOUR」はスイーツに特化したお店で、ケーキの開発などを行なっています。ケーキは季節ごとに旬のフルーツでラインアップを替えています。
 
————ホットチョコレートはどのような経緯で開発することになったのですか?
 
中嶋さん
ホットチョコレートは、じつは社長のほうから「こういうマシンがある」と言われて、本社で見たのがきっかけでした。かつてお店でホットチョコレートを扱ったことがあるのですが、味にばらつきが生まれ理想の味を店舗でコントロールすることが難しく、また一杯ずつ加熱して後片付けをするオペレーションも現実的でなかったため、本社のパティスリー(セントラルキッチン)で作ったものをパック詰めして配送してもらっていました。
 
————インフィニミックスのホットチョコレートを最初に飲まれた印象はいかがでしたか?
 
中嶋さん
もうシンプルに「美味しい」と思いました! 最初は水とお湯で作ったものを試飲し、ガツンと衝撃を受けまして(笑)。そこからミルクを混ぜたり、配合を変えると風味が変わっていくのが面白いと感じました。固形のチョコレートとホットチョコレートで、味の印象が全く変わるのも面白いですね。
 
 
 

マシンでフルーツも砕いてみた!?

————ホットチョコレートの商品開発はいかがでしたか?
 
中嶋さん
本社にパティシエが集まって、20種類くらいのチョコレートを取り寄せて味を見ながら絞っていきました。最終的には、「酸味」の際立ったもの、「苦味」の際立ったもの、「ノーマル」なものという味がはっきりしている3種類を選んで、お出ししています。ミルクと水とチョコレートの最終調整は細かくやりました。
 

 
————メニュー開発でご苦労はありましたか?
 
中嶋さん
最初はマシンでフルーツも砕けるのかな?と思っていましたので、イチゴをカップに入れて回してみたりもしました。ただ、これはうまくいきませんでした(笑)
 
————ミツバチプロダクツでもバナナを試しましたが、微妙でした(笑)。ヨーグルトを溶かしてみたら、これは美味しかったですよ。
 
中嶋さん
なるほど!それは面白いですね。
 
————今後、このマシンで取り組んでみたいメニューはありますか?
 
中嶋さん
以前、チョコレートフォンデュを期間限定で出したことがあったのですが、そのベースをマシンで作れたらいいなとは思っています。そのときはハーゲンダッツさんとコラボレーションしてバニラアイスにチョコレートをかけてフルーツや焼き菓子を添えたのですが、これは美味しかったですよ! バニラが濃厚なのでチョコレートに負けないんですね。この冬に向けて復活したい!とは思っています。
 
————とても楽しみです!
 

 
中嶋さん
あとは、コーヒー豆とカカオ豆は産地も似ていたりして、共通点がいろいろありますよね。今、シングルオリジンのコーヒーを産地ごとに出していますので、コーヒーに合うチョコレートをマリアージュとしてご提案できたらとは思っています。
 
————お客様からのホットチョコレートの評判はいかがですか?
 
中嶋さん
今はホットチョコレートを知っているお客様が飲みにきてくださいます。中国からは「かっこいいホットチョコレートマシンがあると聞いたので写真を撮らせてほしい」という方もいらっしゃいました。 あとは、「甘くないタイプはないの?」と聞かれたこともあります。無糖のホットチョコレートをお出しして、お客様ご自身で砂糖や蜂蜜を加えられるメニューも面白いかもしれないと思いましたね。
 
————それは面白いメニューですね!
 

新しいものを「まず試そう」とする社風。

————ミツバチプロダクツでは、ホットチョコレートという新しい食文化を日本に広めたいと考えて活動しています。丸福珈琲店さんのような老舗企業でホットチョコレートを取り扱っていただけることは大変心強いです!
 
中嶋さん
当社は創業から80年以上の会社ですが、常に新しいものを試していこうという社風があります。ホットチョコレートも企画としては以前から上がっていたのですが、パック詰めしたものを現場で温めるしかないと思っていました。そうすると味を1つしか作れなかったのですが、このマシンと出会ったことで、可能性が一気に広がりました。
 
————それは嬉しいお話です。
 
中嶋さん
ホットチョコレートの「需要はある」と感じているんです。お店でもコーヒーだけでなく、ココアの注文は多く出ています。今はそんなときにホットチョコレートをご案内すると、美味しく召し上がっていただいています。ホットチョコレートを調理すると、マシンの音がお店に聞こえるので興味を持っていただいて、注文が続くこともありますね(笑)。
 
————丸福珈琲店さんは店舗ごとにまったくイメージを変えられているので、「銀座ブレンド」や「レトロブレンド」というふうにお店ごとのホットチョコレートのブレンドなど出せたら素敵ですね。
 
中嶋さん
面白いですね。そろそろ違うチョコレートを使ったメニューを開発しようと思っていますので、いろいろトライしていきたいと思います。
 
————とても楽しみです!本日はどうもありがとうございました。
 

 
丸福珈琲店の創業者・伊吹貞雄氏は、洋書を読んで抽出器具を町工場で自作するところからコーヒーの開発に挑んだそうです。 その実験精神は今も脈々と息づき、インフィニミックスを使って野心的なトライ&エラーを試していただいています。
 
無糖ホットチョコレート、チョコレートフォンデュ、リキュール、はちみつ、などと次々にメニューのアイデアが膨らみます。きっと丸福珈琲店からまた新たな食文化が生まれてくることが今から楽しみです。
 

 
 

INFORMATION
 
「丸福珈琲店 ザ・パーラー」

東京都中央区銀座4-6-16銀座三越6F
営業時間:10:00-20:00(ラストオーダー19:30)
http://marufukucoffeeten.com